ストレス性胃腸炎に要注意

今回の管理薬剤師

東高円寺店　福田 絢子

ストレスと胃腸の関係

ストレスを感じると、食欲不振や消化不良、場合によっては吐き気などの症状があらわれます。これは、ストレスによって胃腸の働きをコントロールする自律神経のバランスが乱れるからです。

市販の医薬品の選び方

ストレス性の胃腸炎の治療には、胃の働きを高めたり胃液の分泌を促したりする健胃薬、食欲がないときや胃が重たいときに消化を助ける消化剤、ムカムカしたり胸焼けがするときに胃酸が出過ぎるのを抑える制酸剤などのお薬があります。症状に合ったものを選びましょう。

市販薬を購入するときの注意点

高血圧や前立腺肥大症、緑内障などの病歴がある場合は、服用する薬に制限があるため、きちんと薬剤師に伝えましょう。また、市販薬を飲んでも症状が長引く場合は、専門の医療機関を受診しましょう。