毎年のように新しい商品が登場する洗濯洗剤。どれも汚れをしっかり落としてくれそうですが、家庭によって洗濯物の量も汚れもそれぞれ。本当はどの洗剤を使えばいいかよく分かっていない人も多いのでは……？ そこで今回は、洗濯洗剤の種類と特徴をご紹介します。
洗濯洗剤の種類としてよく見かけるのが、粉末、液体、キューブタイプですが、どの商品を選んでもそれぞれに優れた点が多くあります。しかし、あえて違いを比較するなら、次のような点を挙げることができます。
まず、使いやすさ。洗剤のなかでも使いやすく究極の時短をめざせるのがキューブタイプ。洗濯物や水の量が違っても1粒できちんと洗える設計がされているようです。そして、エコな現代に合った洗剤といえば濃縮タイプです。昔ながらの粉末洗剤も、汚れをしっかり落とすという点では、液体やキューブタイプに負けてはいません。
こういった特徴に加えて、好みや香りを考慮することも洗剤選びのポイントです。
エコな時代の濃縮派
『ウルトラアタックNeo』
─ 頑固な汚れも簡単に落としたい！ ─
エリやソデなどの密着汚れに直接塗って、もみ洗いすることなく、洗濯機に入れるだけ。洗浄力が濃い「濃縮酵素パワー」が汚れをしっかり落とします。また、繊維から離れやすい洗浄成分ですすぎは1回でOK、部屋干ししてもニオイが気になりません。
ココがポイント
V字型スマートキャップでエリやソデなどピンポイントな部分にも塗りやすくなっています。スピードコースでも標準コースと同等の洗い上がりです。
エコな時代の濃縮派
『アタック高活性バイオEX』
─ 繊維の奥の汚れも除去 ─
繊維の奥から汚れを引き出して落とすバイオ酵素配合で、皮脂やニオイ、頑固な汚れまでしっかり除去。水に溶けやすい粉末洗剤で、驚くほど白く洗い上げます。すすぎは2回がおすすめ、ドラム式洗濯機にも使えます。
ココがポイント
水に溶けやすい理由は、1粒1粒の真ん中が空洞のマイクロ粒子だから。水に触れた瞬間にパッと溶けます。
とにかく時短派
『アリエールパワージェルボール S』
─ ジェルボールで楽ちんお洗濯 ─
1粒つまんで入れるだけ。デュアルバイオ抗菌処方で、脂臭菌や生乾菌の増殖を防止。汚れ落ちを阻む金属イオンを除去する「キレート剤」を配合し、コーヒーやお茶、ワインなどの汚れにも力を発揮します。
ココがポイント
計量不要で、1粒で30～65Lのお洗濯に使えます。まとめ洗いに適していて、節水・節約・時短家事につながります。